妊娠発覚に誰もが喜んだ後、マタニティライフが始まります。
1番初めにやってくるであろう、またはそれによって妊娠に気付く方もいるであろう、つわり。
つわりの度合いによっては、嬉しかった妊娠が過酷な日々の始まりになることも…
今回は、私がつわり経験中に少しでも体調を改善したくて必死で日本語と英語で調べ上げ、実際に行っていたつわり対処法をご紹介したいと思います。
つわりの種類
一概につわりと言っても、驚くほどたくさんの種類があります。
1番イメージしやすいのは吐きづわり。
とにかくいつも吐き気を感じる、または嘔吐の症状が出ます。
その他にも、空腹になると吐き気を催す食べづわりや、よだれが過剰に分泌され飲み込むと吐き気を催すよだれづわり、寝ても寝ても強烈な眠気に襲われ仕事などに集中ができないなどの支障が出る眠りづわりなど、自分が経験しないと聞くことがないものも多いですね。
病院を受診するタイミング
上記に挙げたつわりの中で深刻化する可能性があるのが、「吐きづわり」です。
食べ物も飲み物も吐き戻してしまう、トイレに行く回数が減ってきた、貧血のような症状があるなど、生活に支障が出るまでに重症化してしまったら、病院を受診することも考えましょう。
それ以前でも、症状に応じてお薬や点滴などの対応をしてもらえることもあります。
我慢しすぎず、自分が辛いと感じたら病院の先生に相談してみましょう。
私が実践したつわり対処法10選
満腹と空腹を避ける
調子が良いと思っても食べ過ぎるのはもちろんNG。
後から胸焼けなどの症状を起こし、気持ち悪くなる可能性大です。
逆に、胃に何もないっていない状態は胃酸のせいで胃がムカムカしやすくなります。
お腹が空いたと感じる前に間食をする、または食事を小分けにして1日に少量の食事を何回も摂るのもおすすめです。
朝起き上がる前に間食する
英語でつわりは、“Morning Sickness”(モーニング シックネス)と呼ばれます。
その理由は朝の空腹な状態は血糖値が下がり気分の悪さを感じやすいから。
寝る前に小さなおにぎりやビスケット、パンなどを枕元に用意しておいて起き上がる前に食べると、空っぽの胃で動き始めるよりも楽に1日をスタートさせることができます。
おやつを持ち歩く
外出や仕事の際は、思い通りのタイミングで食事にありつけないこともあります。
そんなの時のために、バッグにビスケットやナッツなどの軽いスナックを入れておくことで、空腹になってしまうことを防ぎます。
私は一時期おつまみスルメにハマり、バッグの中にスルメを常備していました…
シュガーレスタブレットを食べる
胃がムカムカした時は、ミントなどのハーブタブレットを口に入れるとリフレッシュすることができました。
妊娠中は虫歯になりやすいのでシュガーレスのものがおすすめ。
キシリトールが含まれたものは、生まれてくる赤ちゃんの虫歯予防にも効果があるようです。
生姜製品を摂る
臨床試験で効果が確認されたほど、生姜がつわりの効果を和らげること有名です。
生姜湯にしたり、ソーダに混ぜたり、スープにしたりと職が進まない人でもアレンジのしやすい食品
電動歯ブラシを使う
妊娠中は虫歯しなりやすいと聞くものの、つわりの時の歯磨きほど辛いものはないと感じました。
電動歯ブラシに変えてみると、普通の歯ブラシに比べブラシヘッドが小さめで、口の中で大きく動かす必要がないので、“オエッ”となりにくくなりました。
さらに普通の歯ブラシより短い時間できれいに磨け、久しぶりにあった母に歯が白くなったと言われました。
締め付けのない服を着る
吐きを感じやすい体の時は、普段気にならないような服の締め付けも気になります。
夏ならマキシワンピ、冬ならニットワンピなど、できるだけ締め付けのない服を着ることを心がけます。
近所を散策する
家にいるとどうしても同じことを考えがちです。
身体の怠さからどうしても外出を億劫に感じがちですが、パートナーとお散歩に出かけたり、近所を歩くだけでも気分転換になります。
趣味の時間を充実させる
病は気からというように、つわりのことばかり考えて実際の症状より悪化して感じることもあります。
何もやることがないと考えてしまうので、夢中になれる映画を見たり、生まれてくる赤ちゃんのために編み物をしたり、何かしらの趣味を見つけてみると知らないうちに時間が経っていたなんてこともあります。
最後に
つわりがある時期は気分も滅入りやすく、細かい事が気になります。
赤ちゃんはしっかり育っているだろうか、間食したら太ったり虫歯にならないだろうか、こんな日々はいつまで続くんだろうか…
赤ちゃんが永遠にお腹の中にいる訳ではないように、いつまで続くのかと途方に暮れるつわりにも終わりがきます。
今は食べれるものや好きなものを食べ、自分が心地よく過ごせるよう自分を優先してあげましょう。