妊娠超初期っていつ?
実は、妊娠超初期という医学用語はなく、何週が妊娠超初期という正式な決まりもありません。
が、インターネット上では、妊娠1ヶ月(0-3週まで)を妊娠超初期と呼び、最後の生理開始日から生理予定日の前日までが妊娠超初期に当てはまります。
実際にカレンダーで妊娠超初期について見てみましょう。
不思議なことに赤ちゃんがまだお腹の中にいない前回の生理開始日の1/1を0週とし、妊娠週数を数え始めます。
そして、次の生理予定日である2/1を過ぎても生理が来ず、妊娠を疑います。
その頃には、すでに妊娠超初期の最終週である4週に入っており、生理予定日から1週間後の妊娠検査薬を使えるようになる2/8には妊娠初期となります。
妊娠超初期に現れる症状一覧
「あれ?生理が遅れている」と妊娠を疑うのが一般的ですが、中には着床し妊娠成立して数日で、何らかの症状を感じ始める方もいます。
いつもと違う体の異変に直感で妊娠と気付く人もいれば、ストレス症状・風邪症状・生理前のPMS症状に似たものも多いため、この時点では妊娠の影響と気づかない方も多いです。
実際の症状は下記のようなものがあります。
私の場合は、1人目ではほぼ何も感じませんでしたが、2人目は上記ほぼ全ての症状を感じ、生理予定日が来る前から妊娠を確信しました。
妊娠検査薬を使うタイミング
妊娠検査薬には、2つの種類があります。
正しく使えば99%以上の正確さと言われていますが、使用するタイミングが早すぎると妊娠していても線が現れない場合(陰性)もあります。
人によっては気になって待ちきれず、生理予定日が来る前に検査(フライング検査)する人もいますが、上記のことを頭に入れておく必要があります。
妊娠検査薬
購入場所:近所のドラッグストアやオンラインショップなどで購入可能
検査可能日:生理予定日の1週間後から検査可能
価格:600円前後
早期妊娠検査薬
購入場所:薬局が併設されているドラッグストアや薬局で薬剤師から購入
(最近では海外の早期妊娠検査薬を個人輸入し、オンラインで販売されていることも多い)
検査可能日:生理予定日当日から検査可能
価格:1,000円前後
陽性が出たらすぐに避けるべき事&やるべき事
妊娠検査薬を使用して陽性反応が出た場合は、下記のことに注意して生活をするようにしましょう。
避けるべき事
飲酒
妊娠中の飲酒は、お腹の中の赤ちゃんに様々な疾患や障害を与える恐れがあるため、妊娠の可能性がある方は禁酒をしましょう。
喫煙
喫煙は、流産のリスクを高め、血管を収縮させてしまうため赤ちゃんの酸素・栄養不足を招く恐れがあります。
妊娠を考え始めたら、自分はもちろん、周りの家族にも禁煙をすすめましょう。
カフェイン
カフェインは血管を収縮させる作用があるため、流産・早産のリスクを高めます。
最近ではカフェインレスのコーヒーやティーも多く売られているのでそちらを試してみては?
激しい運動
妊娠超初期から妊娠初期は流産や早産の可能性が高いため、安定期に入る12週以降から少しずつ適度な運動を始めましょう。
やるべき事
薬の確認
現在飲んでいる薬がある方は、すぐに医療機関に確認し、妊娠中に飲んでも問題のない薬か確認しましょう。
葉酸を取る
葉酸は、お腹の中の赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素。
特に妊娠初期は細胞分裂が活発に行われる時期であり、脳や脊髄の発達に多くの葉酸が必要とされます。
そのため、妊娠してからでなく妊活中から摂取しておくことが進められています。
夫の理解を得る
初期から現れる症状は、体調だけでなく気持ちの面にも影響してきます。
夫にぶつけてしまう前に、現在の自分の状態や気持ちなどをあらかじめ共有しておくと、後々のトラブルを避け、良いマタニティライフを送ることができます。
出産病院のリサーチを始める
近所の産婦人科・レディースクリニックで出産または帝王切開を行なっている医療機関を探します。
評判や自分の希望(金額や食事内容など)の医療機関を探してみると、あまり多くないことが分かります。
また、人気の医療施設は早い時期から予約が埋まってしまうなんてこともあるので注意しましょう。
産婦人科・レディースクリニックを受診するタイミング
妊娠検査薬で受精卵が着床したことを確認
↓
医療機関で超音波を用いて胎嚢(胎盤ができるまでの間赤ちゃんの育つ仮のお部屋)があるかを確認
↓
医療機関で胎嚢の中の赤ちゃんの心拍を確認
自宅で妊娠検査薬を使用して陽性反応があった場合、次のステップは医療機関の受診。
タイミングとしては、胎嚢が確認でき始める5週以降か、心拍が確認できる6週頃が良いでしょう。
あまり早く行きすぎても、自宅と同じ尿検査のみ陽性で超音波ではまだ何も見えなかったとがっかりし、次回の受診日まで心配をしながら過ごすことになってしまいます。
私の妊娠超初期体験談
1人目と2人目で全く異なる症状
1人目を妊娠した時の妊娠超初期はとても症状が軽く、”何となく疲れている感じ”のみでした。
が、2人目は妊娠3週頃から、
足のむくみ
熱っぽさ
下腹部痛
腰痛
下痢
立ちくらみ
吐き気
胸の張り
など、生理前のPMSと比べ物にならないくらい多くの、そして重い症状があり妊娠を確信させられました。
フライング検査
1人目は予期せぬ妊娠で嬉しさよりも不安が大きかったのですが、2人目は楽しみで仕方なく、生理予定日翌朝に通常の妊娠検査薬でフライング検査をしました。
まだ早いかもしれないと期待はしていなかったのですが、はっきりと線が確認できました。
4週でクリニック受診
その後、数日後にやってくるクリスマスに夫に妊娠をサプライズ報告しようとエコーを取りにクリニックを受診。
しかしその時点ではまだ胎嚢が確認できず、少しがっかりして帰宅しました。