“私が出産する” ということになかなか実感がわかなかった妊娠中。
出産入院の準備を始めると一気に現実味が増し、ドキドキして入院時のことを思い浮かべながら荷物を詰めていたことを覚えています。
ということで今回は出産入院時の持ち物についてシェアしていきたいと思います。
いつ頃までに準備をしておいた方がいいのか、これは持っていった方がいいのかなど細かく見ていきましょう。
いつまでに準備しておくべき?
入院準備を始める前に気になるのは、いつから入院の荷物を準備しておいたらいいかということ。
今までに切迫早産になったことがある方や、ドクターから出産についてのリスクについてお話があった場合などは早いに越した事はありません。
今まで順調な妊娠経過をたどっている方も、妊娠後期に入る頃には準備を始めたいところです。
まだまだ出産予定日までは時間があると思っていても、大きなお腹で買い物に行くのは大変ですし、妊娠予定日前に出産される方も多くいます。
ギリギリになって焦らなくても良いよう、余裕を持って準備を行いましょう。
季節や出産方法で持ち物は変わるの?
季節
私が出産しはのは1月の真冬でした。
が、病院の中はホカホカで特にベビー室は赤ちゃんが寒くないように温度設定されているので私たちには暑いほど。
パジャマは長袖を持参しましたが、七部袖または半袖で十分だったと感じました。
違いがあるとすればママとベビーの退院時の服装のみでしょう。
出産方法
誘発分娩予定で入院した私は、帝王切開になるとは思ってもいませんでした。
持ち物も特に気にせず普通分娩用のものを持参していましたが、困ることはありませんでした。
使用したバッグ
私が大きめのトートバッグ2つ。
スーツケースやキャリーケースを使う方もいるようですが、入院予定のお部屋にスーツケースを置いておくスペースがあるかを確認することをおすすめします。
街中の病院の大部屋は狭いことが多く、出産後に赤ちゃんの乗ったカートと面会中の夫の椅子を置くだけでギリギリということもあります。
バッグやリュックであれば備え付けの棚に収納することもできます。
出産入院持ち物リスト
無料の持ち物チェックリストは下記からダウンロードできます。
私が実際に出産入院を経験した後に修正したリストなので、ぜひご活用ください。
出産入院持ち物チェックリスト-Hospital Bag Checklist-
衣類
- 退院時の服
まだ子宮が元の大きさに戻っていないため、ゆったりとした動きやすい服がおすすめです。
- パジャマ
私は2着持っていきました。
購入を迷っている方はこちらの記事をご参考までに。
産後も着られるおしゃれなマタニティパジャマ10選 | Ayaka Blog
- カーディガン
病院内は暖かいのですが、夜授乳に行く時など念のために持参しました。
- 授乳ブラ
産後は胸が張ってくるのでワイヤーの入っていないものを使用します。
個人的にはSalon By PJのものがおすすめ。
デザインもとってもおしゃれて柔らかい素材で付け心地も良いです。
- 産後用ショーツ
一般的に産褥ショーツと呼ばれるクロッチ部分がマジックテープで開閉できるようになっているものを履くことが多いようですが、私は履きずらそうで使用しませんでした。
その代わりこちらもSalon By PJの深ばきタイプのショーツを着用しました。
- メディキュット
産後はむくみやすのでメディキュットは必須。
- タオル&バスタオル
病院にはタオルの用意がなかったので持参しました。
バスタオルは場所を取るので、私はハンドタオルのみ持っていきました。
食事系
- カトラリー
箸、スプーンがセットになったものを持っていきました。
都度洗うのが面倒な方は割り箸を持参しても便利です。
- コップ
食事の際にお茶がもらえるのと、歯磨きの際に使用します。
- ウォーターボトル
産後は授乳も始まり、水分補給がとても大切。
水汲み場があるのですが何度も往復するのは大変なので、ウォータボトルに汲んでおきコップで飲んでいました。
- ストローキャップ
ペットボトルにつけるキャップとストローで、ダイソーなど100均のお弁当コーナーでも購入可能。
陣痛中に寝たままでも水分補給できるので必須です!
- エナジーバー
陣痛が強くなり、食事が食べられない場合に食べます。
- ポカリ
エナジーバーと同じく、色が進まない時に水の代わりに。
衛生用品類
- ボディーソープ
- シャンプー&コンディショナー
- 洗顔
- 歯ブラシ
- ティッシュ
- スリッパ
病院内を歩き回る際に履きます。
- 汗拭きシート
陣痛中に体を拭くとすっきりします。
- スキンケア一式
- メイク一式
入院中に面会者が来た際や、退院時に軽くメイクしました。
- メイク落としシート
- リップ
冬の病院内はとても乾燥するのでリップクリームは必須。
- 乳首ケアクリーム
頻繁に繰り返す授乳で乳首が乾燥し、ひび割れを防ぎます。
症状のない早期から塗っておくことで効果が増します。
ベビー用品
- オムツ
退院時用に数枚。
病院で残ったオムツをもらえることもあるので確認すると良いでしょう。
- ガーゼハンカチ
- ボディスーツ
肌着の代わりに義母から頂いたボディスーツを持参。
- パジャマ
- 上着
事務系とその他
- 財布
- 母子手帳
- 診察券
- 印鑑
- 病院でもらう出産パンフレット
- 出産一時金書類
出産した人全員が受け取れる42万円の申請用紙。
病院からの証明が必要なので、入院前に健康保険から受け取っておきましょう。
- 出産手当金書類
健康保険からのお祝い金のようなもの。
健康保険によりますが、ある人は入院前に受けとっておきましょう。
- 限度額適用認定証
保険適応の入院費が高額になった際、限度額を超えた分の還付が受けられます。
帝王切開が決まっている方は予め健康保険に申請して作成し病院に提示しておくと、退院時の会計から差し引いて支払いが可能なので高額を負担する必要がありません。
逆に認定証を作成せず一度支払い、後に還付を受けることも可能です。
- 携帯充電器
便利だったモノ・必要なかったモノ
荷物は必要最低限と決めていたのですが、特にこれは持っていってよかったと思ったものを紹介します。
- メディキュット
家に帰ってきてから履いてもいいかなと思っていましたが、出産後は本当にむくみがすごい…
足の甲までパンパンになり、寝る時もずっとメディキュットを履いていました。
- ストローキャップ
通常分娩の方は陣痛時に、帝王切開の方は術後に、とても役立つアイテム。
どのブログにも書いてあることに納得しました。
- 乳首ケアクリーム
予防のため、初めの頃から授乳後に塗っていました。
繰り返す授乳にヒリヒリはしましたが、傷ができたり裂けることはありませんでした。
後から聞くと、”乳首が切れ痛くて泣きながら授乳した”なんて話も聞くので、最初から塗っていてよかったと思いました。
逆に持っていくリストに入っていることが多いけど特に必要なかったものはこちら。
- 骨盤ベルト
帝王切開後は傷があるので使用しないようにと言われました。
通常出産の場合も悪露が出なくなってからがいいようなので、帰宅後に使用すると良いでしょう。
- 授乳パッド・生理用ナプキン
入院時にもらえるお産セットの中に両方入っていました。
- 産褥ショーツ
こちらも病院でもらえるお産セットに入っていました。
お産セットに入っていたものも使用せず、大きめの深ばきタイプの下着を履いていました。
- 空き時間に楽しむもの
本や音楽など育児の間にリラックスすることができるものを数点持っていくことも良いでしょう。
まとめ
入院する病院によって用意されているものが異なるので、入院予定の病院に確認されることをおすすめします。
また、暇つぶしグッズや特別なスキンケアグッズを持っていく方も多いですが、母子同室の場合はあまり時間がないように感じました。
とはいえ1人の時間を過ごせるのも今のうち。
お気に入りの本や音楽などを持参し、空き時間にリラックスするのも良いですね。