私たちのバイリンガル育児法
1年前、そろそろ本格的にバイリンガル育児のことを考えた方が良いのではないかと、夫と共に話し合いました。
一口にバイリンガル育児と言っても、子どもが置かれている状況や両親の言語によってその家庭に適した育児法があると知りました。
そして、その時から現在まで我が家が取り入れているバイリンガル育児法は、
「MLAH(Minority Language At Home)」
と呼ばれるもの。
バイリンガル育児法について詳しくは、バイリンガル育児アップデート|1歳の記事に書いています。
周りの環境
半年間のアメリカ滞在を終え、帰国したのはJ君が1歳半の時。
以前日本にいた時のように週に3日間ほど保育園に通い始めたので、日本語に触れる時間がかなり増えました。
生活全体の言語の割合は大体下記のようです。
英語70%(私、夫との会話)
日本語30%(保育園、外出時)
現在のJ君の様子
リスニング
半年前も英語のシンプルな文は理解できていましたが、現在はより複雑で長い文も理解できています。
幼児会話レベルの英語はほぼ全て理解していると言ってもよいでしょう。
半年前まで全く聞く機会のなかった日本語ですが、早くもこの半年で保育園で聞いたり外で聞いたりした日本語を理解し出したようです。
帰国後には保育園でも心配されていた日本語ですが、今では先生が言うことを理解して行動できるようになったようです。
スピーキング
半年前と比べ、理解して話せる単語の数がかなり増え、私や夫が言った言葉に続いて発音することも多くなり、聞いた音を真似して発することができるようになってきているのだと実感します。
しかし、まだ2語文や複雑な単語は発することが難しいことと、全ての言葉が正しく発音できているわけではなく、喃語のような言葉を使ったり、自分なりに特定のものを意味する単語が決まっているものもあります。
特にSの音とサ行が言いづらいようで、その音の文字が入っている言葉は言わないか他の言葉で表しています。
例えば、Stop(ストップ)と言わず、アップを言ったり
これから取り組んでいくこと
今見えてきた課題は大きく分けて2つ。
1つ目、スピーキングを伸ばすための語りかけの強化。
男の子、バイリンガル育児をいうことを考えると焦るほどではありませんが、同じ月齢の言葉の発達状況より遅れてきています。
本が好きなので一緒に本を読む時間を増やしたり、その状況や今している事を説明する語りかけを現在より頻繁に行うようにするなど、夫と話し合いました。
2つ目は、英語と日本語の区別。
これからもっともっと言葉が増えていく中で、おうちの外で話す日本語とおうちで話す英語が混ざるようになってくると予想しています。
バイリンガル育児中の先輩ママを見ているとやはり一つの課題なようで、対策を考えておく必要がありそうです。
我が家では夫が日本語を話さないため、それをJ君に学んでもらい家では英語で話すを徹底していけそうです。
これから益々言葉の発達の違いが目立ってくる年齢になりますが、焦らず私たちのペースでJ君に教えてあげたいと思っています。