出産を終え、やっと退院。
久しぶりの我が家に帰り待っているのは、助産師さんのなしの育児と久しぶりの家事。
まるで終わりのない寝不足の日々を過ごしているよう…
一旦外へ出てみると日本独特の世間体を感じる場面が多くあり、”こうしたらおかしいのかな”、”こう思ってしまうのはダメなのかな”と世間のルールのようなものに苦しめられ…
子育ては自分がベビーにとって最善と感じたことをやってあげることがベストだと思うのですが、育児疲れに加え社会のプレッシャーに押され混乱することもあると思います。
そんな時、ぜひ海外の子育て法や考え方にも目を向けてみてください!
この方が私とベビーに合っているかもとか、こんなに神経質にならなくてもいいのかとか、この記事を読んだ方が少しでも気を楽にもって育児をしていただければ幸いです。
産後1ヶ月の過ごし方
心細く、忙しい毎日で塞ぎ込んでしまうのもこの1ヶ月が多いのではないでしょうか?
家にこもって身体を休め、育児と家事の繰り返しに私は滅入ってしまいました。
そこで海外の産後ママに目を向けてみると、とても元気で活発!
産後1ヶ月経たないうちからベビーと共にお散歩にも出掛けます。
産後、母子ともに家で安静にしていなければいけないというのは昔の考えとされていて、新鮮な空気と太陽の日差しを浴びることはお母さんにもベビーにも良いことと言われています。
沈んだ気持ちをリセットしポジティブ思考になれたり、ベビーもお日様の光を浴びてビタミンDを吸収することで機嫌が良くなるそうです。
下記の点には気をつけましょう↓
- 2人の体調が良い時に出かける
- 人混みは避ける
- 季節に合った服装
- 帰宅後には清潔に
ベビー服
出産前に準備するものの1つ、ベビー服。
ここにも日本とアメリカの違いがありました。
産前準備の記事でも少し書きましたが、細かいところまで考えられ複雑な日本のベビー服に他して、アメリカのベビー服は大人と同じようなものでとてもシンプルです。
この他にも日本の下着は内側と外側で蝶結びをしなければならないのに対して、アメリカの下着は上から被せるのみのものが多いです。
| | 日本 | アメリカ | | 下着 | 短肌着 | ボディスーツ | | 長下着 | | コンビ肌着 | | ロンパース | | 上着 | ドレスオール | カバーオール | | カバーオール |
ママの身体がまだ疲れている産後の数ヶ月ですが、ベビーの服はよく汚れるので頻繁に着せ替える必要があります。
ぜひアメリカのベビー服装文化を取り入れ、少しでも自分を休める時間や家事の時間を作ってみてはいかがですか?☺︎
オムツとトイトレ事情
アメリカのオムツ事情は、知っておくと海外旅行に行く際にも役に立ちますよ。
寝返りやハイハイが始まるのを目処にパンツタイプに変えるのが一般的ですが、アメリカではトイトレまでテープタイプが普通なのです。
なので、店頭でトイトレ前のパンツオムツは置いてない事が多いですし、オムツメーカーによっては製造すらしていないところも!(海外旅行で現地調達をする予定の時は注意です。)
その理由は靴文化にあり、テープオムツだと靴やパンツなどを脱がせる事なく替えることができるからなのだそう。
パンツオムツに関して詳しいサイズなどはこちらの記事をご覧ください↓
またアメリカではトイレトレーニングという言葉もあまり使わないほど、日本よりもオムツを取ることに関心が薄いです。
多くの人は幼稚園に入るためにオムツを取ろうと考えるので、トイトレを始めるのも遅く、取れないからといってあまり焦る印象もありません。
無理なトイトレでストレスを溜めるより、その時しかない時間をのんびりとお子さんと過ごすのもいいですね。
寝室は別々
添い寝文化のある日本はベビーベッドを買うことなく、初めから添い寝なんてこともありますよね。
アメリカではSIDS(乳児突然死症候群)のリスクがあるため推奨されていません。
そもそも、ベビーが産まれる前に子供部屋を作ることが多く、夜間授乳などもその部屋で行い、寝る時は安全を確認した上でベビーモニターをセットしておきます。
リンク
小さなうちから1人で寝かせることに抵抗がある方も多いと思いますが、ベビーもお母さんも熟睡することができたり、SIDSの危険を減らすことができたりとメリットはたくさんあります。
実際にJ君はベビーベッドが安心して眠れる場所と分かっているのか、ネントレなしでいつの間にか1人で寝るようになっていました。
1才になった今でも眠たそうな仕草を見せるので、夜は毎晩7時頃、お昼寝は1時頃にスリーパーを着せ、ベビーベッドに寝かせるだけで眠ってしまいます。
お風呂
退院した当日から沐浴は行ってくださいね、と言われる日本に対して、アメリカではお臍が取れるまでは拭くだけにしておいてね、と言われます。
ベビーを毎日お風呂に入れ石鹸で洗うことは、必要な油分も落としてしまい敏感なベビーの肌を乾燥させてしまうと考えられているからです。
お臍がとれ、いざ沐浴。
その場所はなんとキッチン。
初めは驚きますが、腰を屈めることなく産後のお母さんにもありがたいです。
そして冬場はキッチンは比較的洗面所よりも暖かいためベビーにも良いですね。
私も使用していたこちらのバスはとてもコンパクトで日本のシンクにも収まりやすいです。
リンク
そして皆さんもご存知の通り、日本のように外国では湯船に浸かる習慣がありません。
そのため湯船に入れるようになっても親子で一緒に入るということはなく、湯船に子どもを入れ親が介助してあげるのが一般的です。
お風呂場はプライバシーが守られるべき場所という考えが強いので、性的虐待と考えられ逮捕例もあるようですので注意が必要です…